時が経つにつれて変わりゆくレストランのメニュー。
新しい料理が追加される一方で、突然、長年愛された料理がメニューから消えることもあります。
びっくりドンキーでも、このような変更からは逃れられません。
以前から楽しみにしていたり、次に来たときに試そうと思っていたお気に入りの料理が、ある日突然なくなっていることは珍しくありません。
この記事では、びっくりドンキーで廃止されたメニューの中からいくつかを取り上げ、その背景について掘り下げます。
びっくりドンキーで廃止された人気メニューについて
通常、売れ行きが悪いメニューが店舗から撤去されるのは一般的ですが、びっくりドンキーでは、意外にも人気の高いメニューまでもが姿を消しています。
特にファンに惜しまれているのが、サイドメニューにある「豚汁」と「メリーゴーランド」というデザートです。
久しぶりに訪れた顧客が、これらのメニューがなくなっていることに驚かれたことでしょう。
これらのメニューは多くの支持を集め、再販の要望も多く寄せられています。
「豚汁」がメニューからなくなった理由
びっくりドンキーでハンバーグディッシュを頼むと、通常、サラダとごはんが付いてきますが、ここに豚汁を加えると一層特別感が増します。
野菜がたっぷり入った豚汁は、その味わいで多くの常連客を魅了し続けました。
ところが、原材料のコストが上昇したため、この豚汁をメニューから外す決断がされました。
これは避けられない措置でしたが、以前には期間限定でメニューに豚汁が戻ったこともあります。
将来的にも、豚汁がメニューに復活することを期待してやみません。
びっくりドンキーの中断された人気デザート「メリーゴーランド」について
びっくりドンキーで特に人気があったデザート「メリーゴーランド」は、その愛らしい見た目とネーミングで多くのファンの心を掴んでいました。
このパフェはフルーツソースと白玉をトッピングしたソフトクリームで、見るからに楽しげなデザートでした。
ただ、メニューの改編に伴い、「メリーゴーランド」は「珈琲メリーゴーランド」や「メリー・メリーゴーランド」へと名前を変更し、最終的には「珈琲ソフト」、「ストロベリーソフト」、「牧場のミニソフト」へと展開しました。
これらの新しいメニューにも「メリーゴーランド」のエッセンスが感じられるものの、元のメニューの魅力を完全に置き換えるには至っていません。
びっくりドンキーでは、デザートの選択肢が「メリーゴーランド」に集中する傾向があったため、デザートメニューの多様化を図る狙いで意図的にメニューを再編成しました。
この変更には賛否が分かれるところですが、多くのファンからは「メリーゴーランド」の復活を望む声が上がっています。
「白玉」のメニューからの撤退理由
以前、びっくりドンキーで提供されていたデザートの中でも「白玉」を含むものが人気でしたが、全てのメニューから撤退しました。
一部のデザートではソフトクリームの量を増やすことで対応していますが、白玉を廃止した主な理由は誤嚥事故を防ぐためでした。
これは安全性を最優先に考慮した措置です。
その他のメニュー変更詳細
チーズパケットディッシュも、2021年のメニュー改訂時に販売を終了しました。
また、人気のあった「ルンバルンバ」デザートは、名称が変更されただけで、実際にはメニューから消えたわけではありません。
この変更に気付いたファンも多く、新旧の名前について興味が持たれています。
びっくりドンキーの象徴的な巨大メニュー表が姿を消す
びっくりドンキーを訪れた際に見慣れていた木枠製の巨大メニュー表が、最近目にしなくなったと感じている方も多いかもしれません。
このメニュー表は扉のように開くと多様な料理が一挙に紹介され、訪れる人々にワクワクを提供していました。
ただ、この大型メニュー表が見られなくなったのは、「豚汁」や「メリーゴーランド」などの人気メニューの廃止だけではなく、メニューの表示方法自体が変わったためです。
実際には、びっくりドンキーでは現在、店舗全体でタッチパネルを利用したオーダーシステムへの移行が進められており、従来の巨大なメニュー表は段階的に廃止されています。
デジタル化が進む中で便利さは増しますが、タッチパネルの操作では以前のような魅力を感じにくいという声もあるでしょう。
びっくりドンキーで終了したメニューのまとめ
びっくりドンキーでは、過去に多くのファンから愛されていたメニューがいくつか廃止されており、今でも多くの人々がその復活を強く望んでいます。
原材料のコストアップや、顧客の関心を他のメニューに向けさせる戦略的な理由でこれらのメニューが削除されたのは、非常に残念なことです。
特に私にとっては、店舗の象徴的な存在だった巨大なメニュー表がなくなったことが大きなショックでした。
びっくりドンキーは今後もさまざまな変革を遂げることでしょうが、多くの人に愛されているメニューの廃止は、できる限り避けて欲しいと願っています。