アメリカ発の「ビッグボーイ」は、本格的なステーキとハンバーガーで知られる著名なレストランチェーンです。
主にロードサイドに位置するこれらの店舗は、手軽に立ち寄れることから多くの人々に愛されています。
特に印象的なのは、赤と白のチェック柄の服を着た、ハンバーガーを持つ男の子のマスコットキャラクターです。
その特徴的な黒髪と青い目で、親しみやすいイメージを放っています。
一方、北海道で営業していた「ヴィクトリアステーション」というファミリーレストランも、同様のマスコットを使用していたため、注目を集めていました。
やがて、その店舗の看板が「ビッグボーイ」に変わり、話題となりました。
なぜ「ヴィクトリアステーション」の看板が「ビッグボーイ」に更新されたのか、そして、両ブランドの違いは何なのかを探ります。
この記事で、ビッグボーイとヴィクトリアステーションの違いや、それぞれのマスコットキャラクターの背後にある興味深いエピソードをご紹介します。
ビッグボーイの新しい看板に注目!
「ヴィクトリアステーション」という名前で北海道に展開していたファミリーレストランと、「ビッグボーイ」、1978年に大阪府で開店したレストランチェーンがあります。
2000年にビッグボーイを管理するビッグボーイジャパンがヴィクトリアステーションを統合したことにより、これらのブランドは同じ経営下に入りました。
看板のデザインにおいては、どちらのブランドも赤い背景に白い文字で「Victoria」と「Big Boy」という英字が用いられており、デザインテーマが一致しています。
特に北海道では、ヴィクトリアステーションが40店舗展開しているのに対し、ビッグボーイは札幌市と名寄市にのみ2店舗があるため、地元民にはヴィクトリアステーションの方がなじみ深いです。
また、ビッグボーイではハンバーガーが、ヴィクトリアステーションではステーキが人気ですが、ブランド統合後には、それぞれの特長を生かした限定メニューが登場し、「ビッグボーイ」はステーキとハンバーグの両方で知られるようになりました。
次の章では、これらの店舗で見られるマスコットキャラクターにスポットを当て、その魅力を掘り下げます。
ビッグボーイの愛されマスコット「ボビーくん」の魅力とは?
ビッグボーイの象徴的なマスコット、赤白のチェック柄つなぎを着た黒髪のボビーくん。
彼の魅力と、生まれた背景をお届けします。
ボビーくんは野球が大好きな小学6年生で、父チャールズ、母ルーシー、中学1年の姉ヴィクトリア、小学1年の妹ミルキー、そして愛犬のバーグという家族と一緒に生活しています。
彼のキャラクターは、ビッグボーイがアメリカで設立された当初に創業者のボブが目撃した、ある少年の力強い食べ方に触発されました。
ボブはその少年のことを「ビッグボーイ」と呼び、彼を店の名前と看板キャラクターに選んだのです。
このようなユニークな起源がボビーくんをただのマスコットではなく、親しみやすいキャラクターとして位置づけています。
ビッグボーイの看板が新たなデザインに!まとめ
ビッグボーイの看板がヴィクトリアステーションと似通っていると話題になっていますが、その背景には深い理由があります。
両者の看板デザインが似ているのは、同じ企業が運営していたためです。
2000年にはビッグボーイがヴィクトリアステーションを統合し、両ブランドは一つになりました。
統合後、店舗の入り口には新マスコット「ボビーくん」が迎えるようになり、看板も「ビッグボーイ」ブランドで新しく一新されました。
元々、ビッグボーイはハンバーグ、ヴィクトリアステーションはステーキとして知られていましたが、統合によってこれらの長所が生かされ、現在ではハンバーグとステーキの両方を看板メニューとするレストランとしてさらに人気を博しています。
この新しいビッグボーイで、マスコットキャラクター「ボビーくん」の物語を感じつつ、絶品のハンバーグやステーキを味わってみるのはいかがでしょうか。