多くの人が憧れる高級焼肉店「叙々苑」は、セレブリティにも人気のスポットとして有名で、その洗練された雰囲気と高価格で知られています。
叙々苑は1976年に六本木で初めての店を開業したときから、創業者朴社長のもとで「単なる高級店ではなく、一流を目指す」という理念を掲げ、優れた味とサービスを追求してきました。
特に、女性客の要望に応え、衣服に匂いが残るのを防ぐために業界で初めて無塩ロースターを導入するなど、顧客サービスを一層向上させ、無料のデザートやガムも提供し始めました。
これらの努力により、叙々苑は高級焼肉店としての名声を確固たるものにし、広く人気を博し、評価も高まりました。
しかし、そうした店の高いハードルが心配で、「普段着で行っても問題ないのだろうか」と考える人も多いです。
通常、「焼肉だから匂いがつく」と考え、ジーパンやTシャツで訪れることが一般的ですが、叙々苑には明確なドレスコードは設定されていません。
この記事では、叙々苑へカジュアルな服装で行くことが可能かどうか、そしてその価格帯について詳しく解説します。
叙々苑のドレスコード：ジーパンやスニーカーでの入店は問題ないのか？
叙々苑は、その卓越した焼肉の品質と高価な価格で広く知られており、各店舗の内装も豪華で洗練されています。
地域によって異なる店舗デザインの中でも、麻布十番の店舗は白を基調にしたモダンで清潔感のあるスタイルが特徴で、見た目にも焼肉店とは思えないほどです。
また、芸能人にも人気の高いこの店は、すべての店舗に個室を完備しており、それぞれの個室は高級感あふれる装飾で飾られ、まるで一流の料亭にいるかのような雰囲気を提供しています。
接客も非常に高いレベルで行われており、店内に一歩足を踏み入れるだけで、特別な体験ができるよう工夫されています。
このような背景から、ドレスコードが設けられていてもおかしくはないのですが、叙々苑には特定のドレスコードは存在しません。
それでも、このような高級な雰囲気の中で、あまりにもカジュアルなジーパンやスニーカーで訪れると、場不相応に感じられる可能性があります。
さらに、非常にフォーマルな服装も場に合わず、食事の楽しみを損ねてしまうことがあります。
そのため、店側では厳格なドレスコードを設けていませんが、過度にラフな装いを避け、店の雰囲気に合わせた適度なカジュアルスタイルが推奨されます。
訪れる側には、店の品格に見合った適切な服装選びが求められるのです。
叙々苑の各店舗ごとに異なる価格設定について
叙々苑は全国に幅広く展開しており、東京には特に40店舗が存在し、本拠地としての役割を担っています。
さらに北海道から沖縄まで、各県にも1から3店舗ずつ配置されており、将来的にさらなる店舗展開も計画されています。
叙々苑の興味深い特性の一つとして、店舗ごとに価格設定に違いがあることが挙げられます。
例えば、最も高級な店舗「游玄亭西麻布本館」は、東京西麻布に位置し、その店舗は建物の8階までを使用しており、高級な大理石を使用した内装が特徴です。
この店舗では、特にカルビの上質な味わいが人気で、脂の旨味が際立つと評価されています。
また、シャトーブリアンも非常に人気が高く、その柔らかさが口の中で溶けるかのような感覚で、他のメニューよりも価格が高めに設定されています。
一方、最も豪華なコースである「雪コース」は22000円で提供されており、これは通常の叙々苑の最高価格コースと比べて約2倍の値段です。
その反面、比較的手頃な価格の店舗も東京、埼玉県、神奈川県に合計10店舗あります。
例えば、3000円の赤身ロースが、これらの店舗では1600円で提供されるなど、よりリーズナブルな価格で叙々苑の焼肉を楽しむことが可能です。
店舗による価格差は、主に立地条件に依存しています。
都心部に位置する店舗は高価格帯に、郊外にある店舗は比較的低価格帯で設定されています。
叙々苑のドレスコードについての解説まとめ
叙々苑は一般的に「高級焼肉店」というイメージがあり、各店舗が高い敷居を持っていると考えられることが多いですが、実際には店舗によって価格設定が異なることが確認されています。
高級店だからといって特定の服装を強く求められるわけではなく、実はジーパンやスニーカーでも入店できることが明らかになっています。
ただし、店内が非常に豪華なため、あまりにもカジュアルすぎる服装は少し浮いてしまう可能性があります。
適切な服装を心がければ、叙々苑での食事を存分に楽しむことができます。
大人として適切な服装で臨めば、質の高い焼肉を心地よく味わうことができるでしょう。
