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しわしわになったにんにくは食べられるの?

食べ物

にんにくは、その少量でも料理の味を豊かにするため、トマトソースやペペロンチーノ、から揚げ、野菜炒め、魚の煮物など、多様な料理に加えると風味が増します。

ただし、にんにくは一度に多くを使うものではないため、購入後に長期間冷蔵庫で保管されがちです。

すると、気づいた時にはすでにしわしわになっていることがあります。

この記事では、しわしわになったにんにくがまだ食べられるのか、それとも捨てるべきなのかを判断する方法について詳しく解説します。

しわしわにんにく、その理由と活用法

しわしわにんにくは時間が経つと水分が減り、その結果しわが寄ってしまう状態です。

このように乾燥してしまったにんにくは見た目も乾燥してしまい、鮮度が落ちて見えることがあります。

ただし、料理で少量を使用する場合には、このしわしわにんにくを隠し味として利用することが可能です。

にんにくがしわしわになる原因は主に二つあります。

一つは、にんにくの中心部の芽が成長してしまうことにより、外側がしわしわになる現象です。

もう一つは、特に輸入されたにんにくで見られる現象で、単に時間が経過することで自然としわが寄ることがあります。

日本産のにんにくの場合、時間が経つと緑色のカビが生えたり、芽が成長することがありますが、これが進行する前に乾燥し、外側がしわしわになることもありますが、カビの発生も一般的です。

このように、しわしわにんにくが出現する主な理由は、中心の芽が成長することと、特定の産地のにんにくが時間の経過とともに変化することにあります。

これらを踏まえ、中心の芽が成長してしわしわになったにんにくがまだ使えるかどうかを検討しましょう。

しわしわにんにくと芽の成長について

にんにくは、本質的に球根から成る植物です。適した気温や環境条件下で、にんにくからは新しい芽が伸びることがあります。

新鮮な状態で切り開いたにんにくは内部が均一に色付いていますが、時間の経過と共に外見に変化が見られます。

特に、表面がしわしわになったにんにくを切ると、鮮やかな緑色の芽が目にすることがあります。

場合によっては、にんにくの頂部から緑色の尖った芽が顔を出していることもあります。

この芽は、中華料理などで使われることがあるにんにくの芽で、通常よりもずっと成長した状態で使われます。

にんにくの芽が育つ過程で、球根が持っていた成分を使用し、その結果としてにんにく自体がしわしわになることがありますが、これが腐敗を意味するわけではありません。

味は変わらないため、切って料理のアクセントとして利用することができます。

我が家では、芽が生えたしわしわのにんにくを捨てず、芽を含めてみじん切りにし、野菜とともに炒めて利用しています。

これにより、料理に無駄なく活かすことができます。

続いて、しわしわにんにくが輸入品である場合についても考察していきましょう。

中国産と日本産にんにくの違いとその保存状態

中国産のにんにくはその低価格で知られ、今でも多くのスーパーマーケットで見かけることができます。

この価格の低さは、日本産のにんにくと比較すると顕著です。

しかし、保管状態が同じであっても、中国産と日本産のにんにくでは経時変化が異なります。

中国産のにんにくはしばしばしわしわになりますが、芽が出たりカビが生えたりすることはほとんどありません。

対照的に、日本産のにんにくは芽が出やすく、カビが生えることもあり、時には湿気を帯びて腐敗することもあります。

この違いの一因として、中国産のにんにくには、商品の鮮度を保つために防腐剤やその他の化学薬品が用いられている可能性があるとされています。

私自身は専門家ではありませんので、これらの成分を確認することはできませんが、中国産と日本産のにんにくを同じ条件下で保管してみた経験から、その違いに驚くことがあります。

特に、中国産のにんにくが腐らない点は非常に印象的です。

見た目はしわしわになりつつも、乾燥していく一方で腐敗しないという現象はやや異常に思えるかもしれません。

それにもかかわらず、腐敗していない中国産のにんにくは味は劣るものの、食べることが可能です。

ただし、黒く変色した部分は食べないよう注意が必要です。

しわしわにんにくの食べられる条件まとめ

にんにくがしわしわになる理由と、その状態での食用可否について解説しました。

結果として、しわしわになったにんにくでも食べることができます。

にんにくが腐った場合、溶けるようなどろどろした状態になります。

さらに、カビが生えている場合には、そのにんにくは食べるべきではありません。

にんにくは自然な殺菌力を持っています。

そのため、外見がしわしわになったり干からびたりしていても、食べることは可能ですが、味が多少落ちる可能性がある点は留意する必要があります。