スーパーマーケットで手に入る鯛、マグロ、ブリ、サーモンなどの刺身のさくは、利便性が高く人気です。
こうした魚の柵を選ぶか、すでにカット済みの刺身セットを選ぶかは、購入者の好みによります。
自宅で新鮮な刺身を楽しむために柵から自分で切る方法は、経済的にもお得で良い選択です。
ただ、刺身用の魚の柵をただ切るだけでは、本当に美味しい刺身ができるのか疑問が残ります。
そこで、スーパーマーケットで購入した刺身の柵を洗うべきか、また、魚の臭みを取るための効果的な下処理の方法をご紹介します。
スーパーマーケットで買った刺身のさく、洗う必要はある？
スーパーマーケットで手に入れた刺身用の魚の柵は、うろこ、皮、内臓が取り除かれ、身のみが残されています。
刺身を調理する際、柵を水で洗いたくなることもあるかもしれませんが、基本的には洗わないのが推奨されています。
刺身の柵を購入した後は、キッチンペーパーで包んでからラップをし、冷蔵庫で保存するというのが一般的です。
もし購入した刺身の柵が水っぽい、または臭いが気になる場合は、簡単な下処理で改善できます。
塩を少し振り、キッチンペーパーで包んで冷蔵保存する方法があります。
この方法は1時間を目安にしてください。
塩を使わなければ、もっと長く保存することもできます。
私自身も、生臭さを除去するために脱水シートを利用しています。
これは肉や魚に使えるので、非常に便利ですよ。
スーパーマーケットでの刺身の柵の洗い方と臭みの除去方法
スーパーマーケットで売られている刺身の柵には時としてドリップが含まれており、その鮮度が落ちている場合もあります。
そんなとき、臭みを取り除くために水洗いが推奨されることがあります。
これは表面のぬめりや細菌、血液を取り除くことを目的としています。
刺身の柵を水で洗う際は、味を損ねないように短時間で洗うことが重要です。
それでは、洗うのにどんな水を使うのが最適でしょうか？
刺身の柵を洗う時、塩水と流水どちらが適切か？
通常、魚や貝は塩水で洗うことが推奨されていますが、スーパーの刺身の柵には流水と塩水を組み合わせて使用する方法が効果的です。
最初に流水で表面の血液やドリップ、ぬめり、細菌を洗い流すことから始めます。
洗う時間は短く、数秒で済ますのが理想的です。
その後、流水で洗った柵を軽く塩水に浸し、洗浄します。
洗い終わった後は、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取り、さらにキッチンペーパーで包んでラップをして冷蔵庫で保存します。
また、脱水シートの使用も有効です。
刺身の柵に残る血液の対処法
スーパーマーケットで販売されている刺身の柵には、時折ドリップではなく小さな血の点が見られることがあります。
特にブリやハマチのような魚ではよく見られます。
魚をさばく際に柵に血が付着することもありますが、これが刺身の臭みの原因となることが多いです。
このような場合、前述の流水と塩水を使った洗浄方法で血液をきちんと除去します。
ブリやハマチでは、血の周辺を指で軽く押して血を抜くと効果的です。
最終的に、キッチンペーパーで柵を包み、ラップでしっかりと覆い、冷蔵庫で保存します。
ブリやハマチに塩を振ることも推奨されています。
まとめ
スーパーマーケットでの刺身用魚の柵の下処理方法をご紹介しました。
たとえば、鯛など臭みが少ない魚は、キッチンペーパーで表面の水分をふき取り、ラップで包んで冷蔵保存するだけで充分美味しくいただけます。
しかし、マグロやブリ、ハマチ、カンパチなど血合いの多い魚は、適切な洗浄を施すことでさらに風味が増します。
一般的には洗う必要はありませんが、血や臭みが気になる場合は、洗浄をおすすめします。
購入する店舗や魚屋によって魚の扱い方は異なりますので、常に利用するスーパーや魚屋で売られている魚の種類を確認し、それに適した処理方法を選ぶことが大切です。
どのような場合でも、刺身用の魚の柵の表面の水分をしっかりと拭き取り、冷蔵で保存することが、その美味しさを最大限に引き出す鍵となります。
